乾癬の小康期

乾癬の発症からの続きです。

僕の20代から30代にかけては、乾癬の症状が比較的治まっていた時期になります。

20代の頃

社会人になり、結婚もした20代。人生に於いて大きな変化もあった年代です。サラリーマン生活もはじまり、それまでは感じることが無かった新しいストレスも感じるようになりした。それは、やはり仕事に対する責任感のようなものです。今にして思えば重大な責任があるわけでもないので、もっと気軽でも良いように思うが、その時々により精一杯やっているのだから、これは仕方がない。

生活面で様々な変化があった20代ですが、乾癬の症状が悪化する事はなかった。目立つ部分に皮膚症状は殆ど無く、有ったのは左脛に小さめの炎症が一つあった程度。その他には、頭皮にも一つ炎症があった程度です。この程度なので、温泉やプールに入るにも全く抵抗はありませんでした。

30代

僕が結婚したのは25歳の時、当時としても早い方でした。結婚してから徐々に太りはじめてしまいました。当時は喫煙もしていたので、乾癬に対しては良くない方向ですね。

肥満傾向になってきたのが良くなかったのか?左脛に出来ていた炎症が徐々に大きくなり、さらには数も増え、それらがまとまって大きめな炎症になってしまった。これが20代後半から30歳頃だったかと思う。この炎症は完全に気になるし、人には見られたくない状態でした。

左足と頭皮以外には、それほど目立つ炎症は無かったと思うが、体重がどんどん増えてきたので、一念発起してダイエットを始めた。それが35歳の頃。

ダイエットのためにジョギングを始めたのだが、意外なことに走ることにハマっていった。体重も落ち、マラソン大会にも参加するようになった。左脛の炎症もいつの間にか無くなった。但し、左くるぶしの上に一つ炎症ができていて、これはジョギングをしていても消えることはなかった。(現在、この左くるぶし上部の炎症は消えています。)

左くるぶし上部以外に目立つ炎症が無くなったので、乾癬をあまり気にしなくてよい時期がしばらく続きました。左くるぶし上部については、さほど目立つ場所でもなかったので、人目を気にすることも、ほぼなかったです。

ダイエットをはじめる2年ほど前に禁煙も始めていた。そして35歳から40歳頃まではマラソンにも夢中になっていて、健康的な生活であり、身体でもありました。お酒の量も今より少なかった。成人してから最も健康的な生活をしていたし、乾癬の状態も治まっている時期でした。皮膚科に行くことも殆どなかったと思う。(あまり覚えていない。)

現在は、30代の頃より乾癬の症状は悪化しています。それでも医師によると皮膚症状は軽い方だそうです。今思い返すと、やはり健康的な生活が乾癬にとっても良いのではないかという、当たり前とも思える考えが頭をよぎります。40代から今にかけてを次回書いてみます。

続きは体重アップと乾癬の悪化です。