乾癬の発症

最初に乾癬の皮膚症状が発症した時のことについて書きます。40年ほど前の子供時代のことなんで、思い出しつつ、多少間違いもあるかもしれません。

最初の発症

最初に乾癬が発症したのは小学校2年か3年くらいの頃だったと思う。(はっきりとは覚えていない。)発症した場所は左足太ももの上部、身体の左側面になります。500円玉くらいの大きさの典型的な尋常性乾癬の症状になってしまいました。当時500円はまだお札だったのですけどね。

この炎症は半年か1年経てば自然に治ったのですが、次に頭皮に発症した。場所は首筋の上部、生え際からその上にかけてです。これも多分500円玉くらいの大きさになったのではないかと思う。この部分の炎症は20台の頃まで続いた。こんな場所に出来たので、肩の上にフケのようになって剥がれた鱗屑(りんせつ)が落ちている事もあった。

病院へ

頭皮に発症した時だったかな?母親に連れられて皮膚科を受診した記憶がある。まだ子供だったので、聞かされていなかっただけかもしれないが、乾癬という病名も聞かなかったし、難治性の病気とも聞かされなかったように思います。

母親から「好き嫌いが多いからやで。」というような事をよく言われた記憶がある。今思うと好き嫌いはあまり関係ないように思います。しかも、子供の頃は肉が嫌いだったので、却って乾癬に対しては良い方向の好き嫌いだったかもしれない。

なんで?

食生活の欧米化にともない増えてきた病気のようですが、田舎育ちの子供時代にそんな事はなかった。しかも、上に書いたように肉嫌いでしたから尚更です。子供の頃なので不摂生な生活をしていたわけでもないし、肥満でもなかった。だから今思うとなんで発症したのだろう?と思います。

残るはストレスか?大きなストレスになるような出来事が無いことでもなかった。どんな事かは、ここには書かないことにしておこう。その出来事がきっかけになったのかは、わかりません。

成人まで

その後、頭皮にもう一箇所。おでこの上の生え際から上の辺りにも炎症が出来、これが中学生の頃発症し、数年間で治った。後頭部の炎症だけが残り、これが20代のころまで続きました。

最初に発症してから20代まではこのような状態でした。皮膚科を受診することは殆ど無く、自然に良くなったり悪化したりを繰り返していました。又、一目見てわかる部分には炎症が無かったので、人目を気にするような事は少なかったです。

続きは、乾癬の小康期です。