母親にとって子供はとても大切なものだ

言うまでもなく当たり前なことなのだが、ようやくその事がよくわかるようになってきたという話です。

今年の母の日は5月14日だった。母の日に贈り物をするようになったのは結婚してからだ。妻は僕と違い、若い頃から両親を大切にしていたので、何かにつけて連絡したり贈り物を贈ったりしていた。で、結婚してからはそれを見習いはじめたといったところです。

母親はいつでも子供に会いたい

母の日のちょっと前に出張先から電話を入れた。そしたら兄貴が電話に出て、少しばかり話をしてから母に代わってもらった。少し離れたところから「帰ってくるんか?」と言っている声が聞こえた。

僕は既にアラフィフの立派なオッサンである。それでも母親にとっては「かわいい息子なのだろうな。」なんてことを素直に思えるようになった。何かの連絡があれば、帰ってくる事を期待しているのかもしれない。つうか、期待しているのだろう。

電話を母親と代わってもらってから「母の日に何か欲しいものある?」と聞いたが、これといってあるわけではない。まあ、最初からわかっていたのだが。それよりも元気な顔を見せに行くのが一番のプレゼントだろうとも思う。

18歳くらいで両親と離れるのは親不孝かもね

ところでだ。僕自身は18歳の時に親元を離れ、大阪に出て来た。当時は親の気持ちよりも、自分の気持ちの方が優先だった。親がどう思おうが、自分のやりたい事が優先だったろうし、親の気持ちもそれほど考えていなかった。

しかし、自分自身が結婚し、子供もできた。その子供達も成人したが、幸いにも?と言うのが良いのか悪いのか現段階では判断できないが、我が家では僕たち夫婦と子供達は現在も同居している。

二十歳を超えた子供達が毎日家に帰ってくるということが、親にとっては幸せなことだと実感するところではある。但し、もう一度書くがこれが本当に良いことなのかどうかは、あと数年から数十年経たなければわからないだろう。僕自身が10代の頃から親元を離れたことに対して、両親には寂しい思いをさせただろうとは思っている。が、それを後悔しているわけでもないのである。

妻の子供に対する気持ち

もし、僕自身に子供がいなければ、このような内容のブログを書くことはなかっただろう。結婚して子供が出来、妻が子供に接する姿を見ていると、本当に子供に対して一生懸命だという事をヒシヒシと感じる。そんな姿を見ていると、母親にとって子供というのはとても大切なのだと感じるのである。まあ、当たり前なのだろうけどね。

僕も父親なので、もちろん子供達は大切なのだが、妻を見ていると、その気持ちは及ばないだろうと思ってしまうのだな、、。僕の子供達もそんな母親の気持ちを少しはわかっているようだが、歳を重ねるともっと理解できるようになっていくであろうし、そうなってほしい。

今年の母の日には、部屋着を贈った。届いたら嬉しそうな声で電話がかかってきた。家族って良いものだとあらためて感じた日である。