子供と言っても、もう成人しているのですが、ある日曜日の朝に40度近い高熱を出していた。
前々日の夜から体調を崩し、前日も近所の病院で診てもらって「腸炎」との診断だった。この日は点滴をしてもらい、少し楽になったようだが、翌日の日曜日には悪化していたのであった。
肺炎で入院
二十歳過ぎの若者なんだから、大人しくしていたら治るかと思ったら、その日曜の朝には悪化しており、見るからにしんどそうだ。体温を測ったら39度台だ。急患を受け付けている病院を探し、連れて行く。
レントゲン撮影とか血液検査をしてもらい、診断の結果は「肺炎」。そのまま入院することになった。まだ若いので、1週間ほど入院したら良くなると思い、さほど心配はしていなかった。
病院から電話連絡が入る
子供が入院した際、緊急時連絡先として僕の携帯電話番号を記入しておいた。だが、成人しているのだから、そう滅多な事で電話がかかってくることは無いだろうと思っていた。
だがしかし、翌日の月曜午前10時半頃に病院から電話がかかってきた。
病院「先生からお話があるので、今日の午後に時間を取れないでしょうか?」
僕「え、僕にですか?」(子供に直接話せない内容なのかと思ってしまいます。)
病院「3時か4時頃に来ていただけますか?」
僕「分かりました。3時頃に行きます。」
この時、外注先の方と話をしている最中だったのだが、この電話が終わってからの会話が頭に入らず上の空。病院から電話がかかってきた事が気になって仕方なかった。
昼休みに妻にも連絡をした。妻は僕以上に気になるのだろう。すぐに仕事を終わって自宅に帰ったようだ。僕は午後1番に打ち合わせを約束していたので、その打ち合わせが終わってから自宅に帰った。
「一体何の話なんだろう?」と不安に思いながら妻と一緒に病院に向かう。病院に着いたら「一旦病室でお待ち下さい。」との事。「子どもに内緒の話ではないのだな。」と思って一安心。
先生が病室にやってきて、子供と一緒に別室に向かう。子供はまだかなり辛そうな状態なんだけど。
病状の説明
結局のところ、子供と一緒に病状の説明を普通に先生から聞いただけだった。レントゲン写真やMRIの画像を見せてもらい、説明を受けた。
説明を聞く中で血液検査のCRP数値というのが勉強になった。健康な人なら0.3以下なのだが、普通の風邪で3くらい。10くらいになるとかなりしんどくて食欲も無い状態。20くらいになると命にも関わってくるそうだ。僕の子供の場合、この日は12まで上がっていた。どうりでかなり辛そうなんだな。
参考リンク: 肺炎の症状とCRPの数値の高値と白血球数が下がらないのは?
先生からきちんと病状の説明を受け、納得した次第であった。
まとめ
まさか病院から連絡が入るとは思っていなかったが、今の時代だから家族にも丁寧に説明しなければならないので連絡が入ったのだろう。ただ、連絡を入れるときにもうちょい説明を加えてくれたら不安にならずに済んだのに。
それにしても、「家族に何かあれば!」と思うと上の空になることがよくわかった。(^_^;